水いぼ(伝染性軟属腫)
水いぼ(伝染性軟属腫)は、ウイルスによって皮膚にできる小さなブツブツです。表面がつるつるしていて、中心が少しへこんだ白っぽいできものが特徴です。かゆみや痛みはあまりありませんが、数が増えたり、広がったりすることがあります。
症状
主な症状は次の通りです。
- 直径2〜5mmほどの丸くて光沢のあるイボが、腕・足・胸・おなかなどに出ます。
- 1個だけのこともありますが、数十個に増えることもあります。
- かくなどして皮膚に傷ができると、そこから広がりやすくなります。
- まわりに軽い湿疹(赤みやかゆみ)が出ることもあります。
原因
「伝染性軟属腫ウイルス」というウイルスが原因です。
肌と肌が直接触れたり、タオル・衣類・プール・お風呂などを介して感染することがあります。
免疫がまだ十分でない2〜10歳くらいの子どもによく見られます。
当院での対応
診断は見た目で行い、特別な検査は不要です。
多くの場合、半年〜1年ほどで自然に免疫がつき、跡を残さず治ります。
そのため、まずは自然経過を見守ることをおすすめしています。
「摘除(ピンセットで取る処置)」を検討することもありますが、当院では摘除の対応を行っておりません。処置をご希望される場合は、対応可能な医療機関を受診していただく形となります。
大事なポイント
- かいたり、つぶしたりすると広がるので、できるだけ触らないようにしましょう。
- タオルや下着は家族と共有せず、こまめに洗濯しましょう。
- プールは、水いぼがあっても基本的には入って構いませんが、施設によっては制限がある場合があります。
- 肌が乾燥していたり湿疹があると広がりやすいため、保湿を心がけてください。
- 無理に取らなくても自然に治ることが多いですが、かゆみや見た目が気になるときはご相談ください。