検査について
当院では、以下の検査を院内で実施しております。
検査はお子さまの状態や年齢に応じて、安全に実施できる範囲で行っております。
検査中に十分な安静を保つことが難しい場合には、正確な評価や安全面を考慮し、実施を見合わせることがあります。
また、当日の診療状況や検査内容によっては、後日のご案内となる場合があります。
検査の必要性や実施については、診察のうえ医師が判断いたします。
外部検査機関へ依頼する検査について
当院では、血算・CRP以外の血液検査や細菌培養検査、一部の感染症検査、アレルギー検査などについては、外部検査機関へ依頼しております。
そのため、結果説明は後日となります。
アレルギー検査については、採血による検査を行っております。
検査の必要性や項目については、症状や経過を踏まえ、診察のうえ医師が判断いたします。
各種迅速抗原検査
鼻やのどなどから検体を採取し、ウイルスや細菌の抗原を調べる検査です。感染症の診断補助として行います。
対応している主な検査
- インフルエンザ
- 新型コロナウイルス
- RSウイルス
- ヒトメタニューモウイルス
- 溶連菌
- アデノウイルス
- マイコプラズマ など
検査の特徴
- 短時間で結果を確認できます
- 検査内容によって鼻腔・咽頭などから採取します
- 症状が出始めて早期の場合は正確な判定が難しいことがあります
- 検査には適切な実施時期があります
- 検査には限界があり、結果が100%正確とは限りません
当院での活用
症状や診察所見、流行状況などを総合的に判断し、必要に応じて迅速抗原検査を行っています。
検査結果だけでなく、全身状態や経過も踏まえて診断・治療方針を決定しています。
なお、迅速検査の必要性や実施項目については、診察のうえ医師が判断いたします。
全血球計算・C-反応性蛋白測定(血算・CRP)
少量の血液から、白血球・赤血球・血小板などの血球成分や、炎症反応(CRP)を測定する検査です。炎症の程度を迅速に確認することができます。
このようなケースで検討します
- 発熱が続いている
- 細菌感染が疑われる
- 顔色不良や貧血が心配
- 強い咳やぐったり感がある
検査の特徴
- 指先や少量の採血で検査可能です
- 数分程度で結果を確認できます
- 院内で迅速に測定できます
- お子さまの状態把握に役立ちます
当院での活用
診察所見とあわせて血液データを確認することで、ウイルス感染症と細菌感染症の鑑別や、重症度の判断に活用しています。必要な治療を適切なタイミングで行うための参考として使用しています。
尿検査
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尿中の白血球・潜血・蛋白などを測定する検査です。尿路感染症や腎疾患、脱水の評価などに役立ちます。
このようなケースで検討します
- 発熱の原因を調べたい
- 排尿時痛や頻尿がある
- 尿の色やにおいが気になる
- むくみを指摘された
検査の特徴
- 少量の尿で検査可能です
- 院内で迅速に結果を確認できます
- 痛みはありません
当院での活用
診察所見とあわせて尿検査を行い、尿路感染症や脱水、腎疾患などの評価に活用しています。必要に応じて外部検査機関での追加検査を行う場合があります。
PCR検査(遺伝子検査)
鼻やのどなどから検体を採取し、ウイルスや細菌の遺伝子(核酸)を検出する検査です。
一般的な迅速抗原検査と比較すると結果が出るまでに時間を要しますが、より高い検出感度が期待できる検査です。
対応している主な検査
- マイコプラズマ
※現在は上記のみの対応となります
検査の特徴
- 一般的な迅速抗原検査と比較して検出感度が高いです
- 迅速抗原検査と比較して結果判定までに時間を要します
当院での活用
症状や診察所見、流行状況などを総合的に判断し、必要に応じてPCR検査を行っています。
迅速抗原検査と比較して結果判定までに時間を要するため、原則として結果のご説明は翌日以降となります。
超音波検査(エコー検査)
超音波を使って体の中の状態を確認する検査です。放射線を使用しないため、お子さまにも安心して受けていただけます。
当院では、小児科診療に必要な各種エコー検査を行っています。
- 心臓超音波検査(心エコー)
- 腹部超音波検査
- 頸部超音波検査 など
このようなケースで検討します
- 心雑音を指摘された
- 胸痛・動悸・失神がある
- 川崎病の経過観察
- 腹痛・嘔吐・便秘などの腹部症状
- 首の腫れやリンパ節腫脹 など
検査の特徴
- 痛みはありません
- 放射線被ばくはありません
- 小さなお子さまでも受けられます
当院での活用
診察だけでは分かりにくい体内の状態を確認し、診断や治療方針の決定に役立てています。
心電図検査
心臓の電気的な活動を記録し、不整脈や心臓の異常がないかを確認する検査です。胸や手足に電極をつけて測定します。
このようなケースで検討します
- 動悸がある
- 胸痛がある
- 学校健診で異常を指摘された
- 失神したことがある
- 心雑音や不整脈を指摘された
- 心疾患の経過観察が必要
検査の特徴
- 痛みはありません
- 数分程度で終了します
- 放射線被ばくはありません
- 小さなお子さまでも受けられます
- 安静に横になるだけで検査可能です
当院での活用
学校心臓健診後の二次検査や、不整脈・胸痛・動悸などの評価に活用しています。必要に応じて心エコー検査などを組み合わせ、総合的に診察を行います。
呼気NO検査
吐いた息に含まれる一酸化窒素(NO)を測定する検査です。気道の炎症の程度を確認することができ、主に喘息の診断や治療評価に役立ちます。
このようなケースで検討します
- 咳が長引いている
- 夜間や運動時に咳が出る
- ゼーゼー・ヒューヒューする
- 喘息が心配
- 喘息治療中でコントロール状態を確認したい
検査の特徴
- 息をゆっくり吐くだけの簡単な検査です
- 痛みはありません
- 数分程度で結果が分かります
- 小さなお子さまでも実施可能です(目安:6歳頃〜)
当院での活用
当院では、症状や診察所見と合わせて呼気NO検査を行い、咳喘息や気管支喘息の診断・治療方針の参考にしています。 治療開始後の効果判定や、お薬を減らせるかどうかの確認にも役立ちます。