新型コロナウイルス感染症(COVID-19)
「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)」は、SARS-CoV-2というウイルスによって起こる感染症です。
2020年以降に世界的な流行がありましたが、現在では重症化リスクの高い方を中心に注意が必要な感染症として位置づけられています。
小児では多くが軽症で済みますが、高熱が続いたり、咳や倦怠感が長引くこともあります。
症状
主な症状は以下の通りです。
- 発熱(38℃以上になることも多い)
- 咳、のどの痛み
- 鼻水、鼻づまり
- 全身のだるさ
- 頭痛、筋肉痛
- 味覚・嗅覚の異常(小児では少ない)
- 吐き気、下痢(消化器症状が目立つこともあります)
多くの場合は風邪のような軽い経過で治まりますが、まれに呼吸不全や循環不全、神経障害などを呈し、重症化することもあります。
原因
新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)は飛沫感染(咳やくしゃみ)や接触感染(手指・おもちゃなどを介して)で広がります。感染力は一般的な風邪よりも強く、家庭や学校などで広がることがあります。
当院での対応
症状や流行状況から診断を行い、必要に応じて迅速抗原検査でウイルスを確認します。
治療の基本は『対症療法(症状を和らげる治療)』で、解熱薬(熱冷まし)や鎮咳薬(咳止め)を使用します。多くの場合は数日で改善しますが、症状が強い場合や基礎疾患がある場合は入院が必要になることもあります。その際は入院可能な医療機関へご紹介いたします。
大事なポイント
- 学校や園の登校・登園再開については、症状の経過や自治体の基準に従って判断します。
- ご家庭では、こまめな手洗い・換気・十分な睡眠と水分補給を心がけてください。
- 高熱が続く、呼吸が苦しそう、ぐったりしている、けいれんした場合は、速やかに受診してください。