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成長や発達の遅れ(乳幼児健診)

「成長の発達や遅れ」とは、身長や体重の伸び、動き・言葉・社会性などの発達が、同じ年齢のお子さんに比べてゆっくりしている状態を指します。

こどもの成長には個人差がありますが、明らかに遅れている場合には、体や脳の病気、ホルモンの異常、生活環境などが関係していることもあります。

発達の経過を定期的に確認し、早めに気づいて支援を始めることが大切です。

そのための大切な機会が「乳幼児健診」です。

症状

発達の遅れは分野によって現れ方が異なります。次のようなサインが見られる場合は、健診や診察で相談してみましょう。

  • 身体の成長の遅れ:身長・体重が伸びにくい、思春期が遅れている
  • 運動発達の遅れ:首すわり・お座り・はいはい・歩行が遅い
  • 言葉の遅れ:1歳半〜2歳を過ぎても言葉が少ない、会話が続かない
  • 社会性や情緒の遅れ:目が合いにくい、人への関心が少ない、こだわりが強い
  • 学習や集中の問題:落ち着きがない、読み書きが苦手、集団行動が難しい

原因

発達の遅れには、さまざまな原因が関係していることがあります。

  • 個人差や一時的な遅れ(自然に追いつくケースもあります)
  • 脳や神経の発達の問題(発達障害、脳性まひ、染色体異常など)
  • ホルモンや代謝の異常(成長ホルモン分泌不全、甲状腺機能低下症など)
  • 環境要因(言葉や刺激が少ない、愛着の問題など)
  • 早産・低出生体重・慢性疾患などの影響

当院での対応

当院では、乳幼児健診や定期受診の中で成長と発達の経過を丁寧に見守り、必要に応じて詳しい評価を行います。

  • 成長曲線を用いた身長・体重・頭囲のチェック
  • 発達段階の確認(運動・言語・社会性など)
  • 必要に応じて、血液検査(ホルモン・甲状腺・貧血など)
  • 専門医(小児神経科、小児内分泌科、発達外来など)への紹介

乳幼児健診は、病気を見つけるためだけでなく、発達を支えるチャンスを逃さないための大切な時間です。気になることがあれば、健診のときだけでなくいつでもご相談ください。

大事なポイント

  • こどもの発達には幅がありますが、「気になる」と感じたら早めの相談が大切です。
  • 乳幼児健診を必ず受け、発達の節目を確認することが早期発見につながります。
  • 発達の遅れがあっても、早期の支援で改善・適応が進むケースが多くあります。
  • 他の子と比べるよりも、その子のペースを大切に見守ることが大切です。
  • 家庭での声かけや遊び、保育園・学校・地域の支援との連携も大きな力になります。

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